増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?
悪性腫瘍
症例:卵巣がん➌
村上 幸祐
1
,
鈴木 彩子
1
,
万代 昌紀
1
1近畿大学医学部産科婦人科学教室
pp.313-316
発行日 2017年4月20日
Published Date 2017/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209064
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この画像をどう読むか?
症例
患者 40歳,未経妊.
既往歴 2年前 : 乳がん,6年前 : CIN3で円錐切除術を施行.
家族歴 なし.
現病歴 6年前にCIN3で円錐切除術を施行し,以後,産婦人科に通院していた.2年前に乳がんを発症し,手術および放射線治療を施行され,その後タモキシフェンを投与されていた.産婦人科での定期検診の際に,経腟超音波検査で腹腔内に両側性の卵巣腫瘍を疑う腫瘤を認め,MRI検査を施行した(図1).
Q1 この画像所見の特徴は何か?
Q2 この画像から推定される診断は何か?
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