増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?
周産期
症例:胎児血流計測➌
高橋 雄一郎
1
1国立病院機構長良医療センター産科
pp.135-139
発行日 2017年4月20日
Published Date 2017/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209021
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この画像をどう読むか?
症例
妊娠22週4日,推定体重は300g,−2.3SDの胎児発育不全(FGR)である.下大静脈血流波形が図1のような所見であり,preload index(PLI)は1.2を示していた.羊水量は保たれており,静脈管の血流異常(a波逆流)を認め,臍静脈の拍動を認めていた.心胸郭面積比(CTAR)は36%,三尖弁逆流(TR),僧帽弁逆流(MR)は認めなかった.頻回の子宮収縮を認めていた.
Q この画像から推測しうる病態は何か?
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