今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く
不妊症
3.子宮因子
菊地 盤
1
,
齊藤 寿一郎
2
1順天堂大学医学部附属浦安病院産婦人科
2順天堂大学医学部附属順天堂東京江東高齢者医療センター産婦人科
pp.426-431
発行日 2015年5月10日
Published Date 2015/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208415
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●不妊症の子宮因子としては,子宮内腔の変形や子宮内腔の腫瘍性病変のほか,着床部位の血流障害や液体貯留などがある.
●特にlate reproductive ageの女性の不妊治療においては,上記に加えて,卵巣の機能低下や卵子のagingなど他の不妊要因も複雑に絡み合うため,不妊の原因と考えられる疾患がある場合は積極的に治療を行うことが望ましい.
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