連載 教訓的症例から学ぶ産婦人科診療のピットフォール
大量腹水をきたし,癌性腹膜炎と鑑別を要したクラミジア感染症の1例
吉田 光紗
1
,
矢野 有貴
1
,
河井 通泰
1
1豊橋市民病院産婦人科
pp.248-251
発行日 2015年3月10日
Published Date 2015/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208221
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症例
患者 : 21歳,未経妊.
主訴 : 腹部膨満感.
既往歴 : 特記すべきことなし.
現病歴
右下腹部痛で近医を受診し,腸炎と診断された.抗菌薬を内服したが,半月後に腹部膨満感が出現し,腹膜炎の疑いで当院に紹介となった.
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