臨床研修セミナー 流産
流産の画像診断
高柳 真
1
Makoto Takayanagi
1
1香川県立津田病院産婦人科
pp.161-167
発行日 1989年2月10日
Published Date 1989/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409207948
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最近の産婦人科診療においては,ここ10年来,急速に進歩し,普及してきた超音波診断法を抜きにしては考えられない状態に迄なってきている。
とくに産科領域では正常妊娠の診断,胎児発育の観察,胎児奇形,胎児異常の早期診断などの幅広いスクリーニングに用いられるようになり,さらに超音波ドプラー血流計測も加わり,胎児の生理,病理に関する新しい知見も急速に増加しつつある。
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