特集 最新の避妊法
ピルの生物効果
岡田 弘二
1
,
本庄 英雄
1
Hiroji Okada
1
,
Hideo Honjo
1
1京都府立医科大学産婦人科学教室
pp.991-996
発行日 1988年11月10日
Published Date 1988/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409207889
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これまで我が国においては,ステロイドホルモンによる経口避妊薬,いわゆるピルは正式には認可されていなかったが,1986年11月,経口避妊薬の医学的評価に関する研究班報告1),そして厚生省より「経口避妊等の臨床評価方法に関するガイドライン」が発表され,現在いわゆる低用量ピルの臨床試験が広く行われており,やがてピルは一般的に,使用されようとしている。ここでは,ピルの生物効果を,従来のピル,低用量ピル,次世代のピルと対比しながら述べる。
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