生涯研修セミナー 卵巣癌
化学療法
平林 光司
1
Koji Hirabayashi
1
1国立福山病院産婦人科
pp.375-380
発行日 1988年4月10日
Published Date 1988/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409207774
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従来,卵巣癌の治療は手術療法+術後照射が主体であり,化学療法はその膨大な治療成績の集積にも拘らず補助的意義をもつにすぎなかった。しかしCDDPの開発・普及によって本剤が卵巣癌に高い有効率を示すことが認められて以来,副作用の軽減化対策の進歩とともに手術療法に次ぐ地位を確立した。以下,CDDPを中心とした化学療法について述べてみたい。
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