講座 実地医家のための不妊症治療講座・2
卵管通過障害
河上 征治
1
,
蛯原 照男
1
,
白木 誠
1
Seiji Kawakami
1
1藤田学園保健衛生大学医学部産婦人科学教室
pp.112-116
発行日 1987年2月10日
Published Date 1987/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409207543
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
器質的に卵管通過障害を示す卵管不妊の治療については,通気・通水等の非観血的療法もあるが,それには当然限界があり,手術的療法が主体となる。
手術療法(卵管形成術)も適応の選択が重要で,保存手術不可能な重篤な卵管障害例には,IVF-ET (In vitroFertilization-Embryo Transfer体外受精—胚移植)が近時臨床応用されてきている。
Copyright © 1987, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.