先進医療—日常診療へのアドバイス 特集
不妊と不育への対応
男性不妊因子の診断とその評価
田中 啓幹
1
Hiroyoshi Tanaka
1
1川崎医科大学泌尿器科教室
pp.895-897
発行日 1986年12月10日
Published Date 1986/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409207499
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夫婦の約15%は不妊夫婦といわれ,その約3分の1は男性側に,そして約20%は両者に原因があるといわれるが,無精子症の男性は別として,不妊症はあくまでも夫婦相互に関係した妊孕性に問題があって生じた病態であり,究極の目的は明快で挙児を得ることではあるが,その取り扱いは現在でも困難なことが多い。
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