ヒューマンバイオロジー--臨床への展開 体外受精
体外受精プログラムの実際
井上 正人
1
,
小林 善宗
1
,
本田 育子
1
,
金子 みつ恵
1
,
藤井 明和
1
Masato Inoue
1
1東海大学医学部産婦人科教室
pp.764-768
発行日 1985年10月10日
Published Date 1985/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409207250
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体外受精(IVF-ET)はヒトの受精および初期発生を文字通りin vitroで行う高度の医療技術である。具体的には,成熟卵子の採取にはじまり,精子のcapacitation,媒精,受精卵の培養から,分割卵の子宮内移植に至る一連の過程をいう。
IVF-ETのプログラムは各施設により若干の違いはあるが,大筋ではほとんど同じである。最近ではプログラムの効率化とともに簡素化も検討されている。
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