講座 実地医家のためのホルモン講座
アンドロゲン
成田 收
1
,
大沢 政巳
1
Osamu Narita
1
,
Masami Osawa
1
1名古屋大学医学部附属病院分院産婦人科
pp.116-122
発行日 1985年2月10日
Published Date 1985/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409207129
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
Androgenの作用・代謝機構に関する研究は,内分泌学領域において,近年急速に発展しつつある。産婦人科領域においても,多嚢胞性卵巣症候群(PCOD),副腎性器症候群(CAH),睾丸性女性化症候群(TFS)など,androgen代謝異常をきたす疾患にしばしば遭遇する。本稿では,androgenの分泌,運搬機構,測定法と検査の意義,作用機序および病態生理について概説する。
Copyright © 1985, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.