産婦人科医療--明日への展開 診断基準--新しい局面
Ⅱ.産科篇
妊娠中毒症
福田 透
1
Toru Fukuda
1
1信州大学医学部産科婦人科学教室
pp.697-700
発行日 1983年10月10日
Published Date 1983/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206878
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時代とともに各種の疾患の診断や治療に種々の変遷が生ずることは当然のことである。
妊娠中毒症(中毒症と略)に関しては,今日大幅な見直しが日本産科婦人科学会(学会と略)の中毒症問題委員会(委員長,鈴木雅洲教授)で実施されている。委員会には5つの小委員会(①新分類,②新スコアリング,③母体管理,④胎児管理,⑤治療指針)が設置され,それぞれの分野での検討が進められている。
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