Modern Therapy 産婦人科と東洋医学・Ⅱ
不妊と漢方療法
村田 高明
1
,
宇田川 康博
1
,
林 茂隆
1
,
北井 啓勝
1
,
倉沢 滋明
1
Takaaki Murata
1
1国立栃木病院産婦人科
pp.343-349
発行日 1981年5月10日
Published Date 1981/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206429
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最近の現代医学での限界,不満などと社会的趨勢から,東洋医学への志向と見直し,さらには中国で行なわれている中国西洋医学結合による医療の実践などの報道に刺激されるにおよび,医学の種々なる分野に漢方医学が導入されつつあり,漢方医学への関心がたかまってきている。われわれの領域でも漢方療法1)による治験の報告もみられるようになってきた。この期に不妊症の漢方医学的な考察と自験例について述べてみる。
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