特集 図でみる病態産婦人科学--適正治療のために
生殖・内分泌
機能性不妊
鈴木 秋悦
1
,
北井 啓勝
1
,
倉沢 滋明
1
Shuetsu Suzuki
1
1慶応義塾大学医学部産科婦人科学教室
pp.399-403
発行日 1985年6月10日
Published Date 1985/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409207186
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不妊症の診療は,最近の体外受精の応用によって新しい時代に入ったということができるが,その体外受精の成功率も未だ5%前後といわれ,難治性の不妊症の治療は,日常臨床上でも依然として重要な課題である。
とくに最近,ルチン検査で全く異常を認めない,いわゆる原因不明の不妊症といわれる症例の治療が問題となっている。
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