Modern Therapy 新生児脳障害の初期管理
経胎盤感染症
森山 郁子
1
,
安藤 良弥
1
Ikuko Moriyama
1
,
Yoshiya Ando
1
1奈良県立医科大学産婦人科学教室
pp.697-702
発行日 1980年9月10日
Published Date 1980/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206311
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周産期の母児感染に対する予防ならびに対策が,近年なされつつある。
胎児,新生児に発症する感染症を,その発症時期からみて二群に分けられる。すなわち妊娠中の感染と,分娩中の感染に分けられる。妊娠中の感染は,ウイルス感染の頻度が高く,経胎盤感染のかたちをとることが多い。
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