Modern Therapy 不妊治療
不妊の外科的療法
永井 宏
1
,
古賀 詔子
1
Hiroshi Nagai
1
,
Shoko Koga
1
1向仁会永井病院
pp.211-214
発行日 1980年3月10日
Published Date 1980/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206212
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
近年不妊症の手術適応の拡大がいわれている。従来,手術不可能とされた病変で技術の進歩によって外科的療法が可能になった例の増加と,従来,手術適応外とされていたが,診断法の進歩により手術の必要性が明らかとなった例の増加が,2大原因としてあげられる。そして前者はこの領域におけるマイクロサージェリーの導入に,後者は内視鏡を初めとする診断学の進歩に関連をもとめることができよう。
第一線婦人科の立場においても適応,術式,器具器械などおのおのに変化が見られる。
Copyright © 1980, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.