臨床メモ
内因性Morphine
佐藤 直樹
1
1帝京大学医学部産科婦人科学教室
pp.398
発行日 1978年6月10日
Published Date 1978/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205840
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各種のstressが加わると,精神的,あるいは身体的に不調をきたし,また婦人では月経周期が不順になることは,臨床的に古くから知られている。
これらのstressに対処するために,視床下部—下垂体前葉系による防御機序が働くと考えられている。たとえば,Growth Hormone,ACTH,prolactinなどはstressで分泌が亢進して,何らかの生体反応に関係していると示唆されている。中でもACTHは副腎皮質に作用し,glu—cocorticoidの分泌亢進をさせることは古くから知られている。
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