特集 産婦人科における凝固線溶系異常
心疾患合併人工弁置換妊婦の妊娠・分娩・産褥期の抗凝血剤作用
黒島 淳子
1
,
大内 広子
1
Atuko Kuroshima
1
,
Hiroko Ouchi
1
1東京女子医科大学産婦人科教室
pp.605-608
発行日 1977年7月10日
Published Date 1977/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205651
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心疾患合併妊婦を取り扱う機会は多くなり,近年の心臓外科の進歩に伴う人工弁置換術後の妊産婦も増加してきている。その管理上,次の4項目が問題となる。
1)心機能—妊娠継続に耐え得る心予備力と,弁の機能の良好なこと
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