トピックス
自然現象と婦人
広井 正彦
1
1山形大学産科婦人科
pp.122
発行日 1975年2月10日
Published Date 1975/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205136
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産婦人科に関するいろいろの事実をこまかく観察してみると,自然の現象と多くの関連性をもつていることに気づくことがある。
出産の時期についてみると,一日中では朝6時から8時に最も多く,年間を通じてみると北国では早春に多く,亜熱帯ではむしろ夏の終りに幅広いピークをみとめている。またこれは自然現象とやや異り,人類の文化から生まれた習慣と関連すると思われるが,一週の曜日とも関係し,週の真中ごろに出産が最も多くみられるという1)。
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