総合講座 産婦人科と胃腸
新生児の胃腸疾患の取り扱い方
駿河 敬次郎
1
,
高橋 章
1
Keijiro Suruga
1
,
Akira Takahashi
1
1順天堂大学小児外科学教室
pp.743-748
発行日 1974年11月10日
Published Date 1974/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205093
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近年わが国における小児外科に対する関心は高まり,特に小児外科領域で重要な位置をしめる新生児外科の発展はめざましいものがある。新生児の緊急外科的疾患については早期発見がきわめて重要であり,新生児を最初に観察される産科医の果す役割は大きい。
本稿では,新生児の外科的胃腸疾患を中心にその主な症状を述べ,主な疾患の診断および治療の面から最近の問題点および重要な点について述べる。
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