特集 産婦人科手術のポイント
IV.手術の適応と術式の選択
新生児奇形の処置の方針と時期
駿河 敬次郎
1
,
新井 健男
1
,
陳 守誠
1
,
高橋 章
1
1順天堂大小児外科
pp.932-933
発行日 1975年12月10日
Published Date 1975/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205281
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新生児奇形の診断には,詳細な病歴の聴取,患児の状態観察,単純レ線検査および種々の造影検査が非常に重要である。また,体温下降防止,輸液および重篤合併症の予防は治療成績に大きく影響する重要な因子としてあげられる。今回は外科的治療を必要とする主要な新生児奇形につき,その処置のポイントと禁忌に重点をおき,簡潔に述べる。
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