特集 腫瘍と免疫
子宮頸癌の間質反応について
岩田 正晴
1
,
伊村 公男
1
,
石井 博基
1
,
金子 貴子
1
,
西浦 天宜
1
,
大村 峰夫
1
Masaharu Iwata
1
1東京慈恵会医科大学産婦人科学教室
pp.1021-1024
発行日 1973年12月10日
Published Date 1973/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409204965
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"腫瘍と免疫"というテーマであるが,現在人癌の免疫を形態学的立場から証明しうる所見は見出されておらず,きわめて判然としていない問題であると思われる。
しかし実験腫瘍の上では多少の推論が得られているようで3,4,7〜10),この免疫機構の関与を病理組織学的な立場から観察するには,間質反応ということが最も注目されているのではないかと思われる。
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