特集 絨毛性腫瘍
絨毛性腫瘍国際共同研究班の成果から
鈴木 健治
1
Kenji Suzuki
1
1慶応義塾大学医学部産婦人科教室
pp.589-591
発行日 1972年7月10日
Published Date 1972/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409204635
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絨毛性腫瘍(絨腫瘍)に対するMethotrexate (MTX)を中心とする化学療法の優れた治療成績については,すでに幾多の報告があり特に1965年に国際対癌連合(UICC)の主要事業の一部として発足した国際共同研究班の成績は厳重にcontrolされた実施計画のもとに国際的規模で行なわれた多数例の分析として注目に値し,その成果は今後の絨腫瘍の化学療法に示唆するところが少なくない。
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