シンポジウム
分娩予定日超過
小林 隆
1
,
中山 徹也
1
,
新井 正夫
2
,
岩崎 寛和
3
,
久慈 直志
4
,
小畑 英介
5
,
静谷 晴夫
6
1東京大学医学部産科婦人科学教室
2慶応義塾大学医学部産科婦人科学教室
3横浜市立大学医学部産科婦人科学教室
4東京慈恵会医科大学産婦人科学教室
5浜田病院
6賛育会病院産婦人科
pp.385-411
発行日 1970年5月10日
Published Date 1970/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409204208
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司会(小林) ただいまからシンポジウム「分娩予定日超過」の問題をはじめたいと思います。予定日超過というのは古くて新しい問題で,いままでにも雑誌に何回も特集されておりますが,依然としてミステリーであり,産科学の未解決な問題として残つていることはご承知のとおりです。しかも毎日こういう症例に遭遇しない場合はないというほど日常的な問題です。そういう意味で第160回の本地方部会シンポジウムに取り上げたわけです。それぞれの講師の方が,シンポジウム演者としてご快諾いただきましたことをお礼申し上げます。演者の順番をちよつと変更をさせていただき,中山助教授からお願いします。というのは,東京都内の大学や病院に対しまして,予定日超過の問題をどういうふうに考えておられるかのアンケートをお願いしたからです。皆さまからのご熱心なご回答をこの席をかりてお礼申し上げます。そのアンケートの集計をまずご紹介します。
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