臨床瑣談
頻発診療2項に関する自信卑見
安藤 畫一
pp.412-413
発行日 1967年5月10日
Published Date 1967/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203700
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日常の診療で頻発するのは,診断としては妊娠であり,治療としては外頸部の偽糜欄である。両者ともその方法は甚だ多種で,いずれを採用すべきかは理論と習慣とに左右され,統一は困難である。それで茲に,これに関して私の常用している方法に就き自信ある卑見を述べて,汎く忌憚のない高見を要望する次第である。但し妊娠の診断としては,その初早期に関して既に幾度となく本誌にも載せたので,この度は単に時期判定法だけに限局することとした。
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