MY THERAPY in Series・31
臀位に吸引逐娩器使用の試み
佐久間 浩
1
1賛育会東海病院
pp.229-230
発行日 1965年3月10日
Published Date 1965/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203243
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昭和39年の第16回日本産婦人科学会の臨床特別講演の中で日本医大の三谷教授は吸引逐娩と児の予後と題して吸引逐娩の術式や適応その他を昭和36年以降昭和38年8月末まで日本赤十字社本部産院で実施した360例を詳細に検討発表しておられる。
そして臀位分娩に対して吸引逐娩を1912年にKuntshが試みK.EIel—bauev, P EISner-Machayはその利用価値を強調し,三谷教授も骨盤狭部に先進部のある腎位で分娩進行の思わしくない症例に使用しているとのべておられる。
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