Japanese
English
臨床 妊娠中毒・3
後期妊娠中毒症に対するBendroflumethiazide (Centyl)の使用経験
Experience with Bendroflumethiazide (Centyl) in toxemias of late pregnancy
上野 雅清
1
Masakiyo Ueno
1
1順天堂大学医学部産婦人科学教室
pp.433-437
発行日 1963年5月10日
Published Date 1963/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202819
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緒言
Chlorothiazideが妊娠中毒症の治療に使用されるにおよび,降圧利尿剤としてBenzothiadia—zine系薬剤が数多く登場したが,Hydroflume—thiazideのC3位のH原子をBenzyl基で置き換えて,更に10分の1の量で同等の効果を有するBendroflumethiazide (Centyl)が,DenmarkのLeo社で発見された。
本剤は現在かなり各方面で使用されていると思われるが,産科領域での臨床報告は1,2をみるのみであるので,ここに当教室の臨床成績を報告する。
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