Japanese
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臨床と薬剤 新生児
持続性蛋白同化ステロイドAndrostanolone valerateの未熟児ならびに新生児に対する体重増加作用の検討
The weight of the newborns increasing action of continuous protein metabolic steroid "Androstanolone"
佐々木 寿男
1,2
,
長崎 勗
1,2
,
山本 豊作
1,2
Hisao Sasaki
1,2
1慶応義塾大学医学部産婦人科学教室
2埼玉中央病院産婦人科
pp.63-68
発行日 1963年1月10日
Published Date 1963/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202740
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まえがき
出生後生活力が薄弱な新生児や未熟児に対して,体重増加促進の手段として,蛋白同化ステロイド(Protein anabolic steroid)を投与すると,anabolic effectにより,しばしば偉効を奏することは,すでに諸家によりたびたび報告せられているところである。
われわれのうちの一人,佐々木もこれらの児に対して,Methylandrostenediol (MAD),男女両性混合ホルモン(Bothermon),4—Chlorotes—tosterone acetate (4—ClTA),Methylandros—tanolone (MAS)などの蛋白同化ステロイドを使用し,その臨床効果についてそのつど発表して来ている1)〜10)。
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