Japanese
English
臨床研究
胎児乳腺の病理組織学的研究
Histopathological studies on the fetal mammary glands
高山 尚義
1
Naoyoshi Takayama
1
1慶応義塾大学医学部産婦人科教室
pp.399-412
発行日 1961年5月10日
Published Date 1961/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202422
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Ⅰ.緒言
乳腺知識への基礎的又は補助的研究を期しての胎児乳腺に関する研究は,v.Eggeling,Unger,de Sinety,Czerny,Brouha,Broman,Rauber,Gruber,Berka,Lubarsch,A.Schultze,Halban,Schlachta,小山,藤巻,近藤,井上,萩原,林等多くの業績が見られるが,その研究傾向は一般に解剖学的,生化学的であり,発現像の吟味や母体との関連性の検討を完備した病理組織学的研究は未だに僅少と考えられる。依て私は本研究を企て,且つ乳腺の分泌及び発育等と下垂体との関連性をも検討した。
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