Japanese
English
臨床研究
乳腺Tubular carcinomaの臨床病理学的研究
Tubular carcinoma of the breast:clinical, hitological, and ultratructural study
亀田 俊忠
1
,
広田 映五
1
,
広橋 説雄
1
,
板橋 正幸
1
,
山本 浩
2
,
七沢 武
2
,
岡崎 正敏
3
Toshitada KAMEDA
1
1国立がんセンター研究所病理部第1組織病理研究室
2国立がんセンター病院外科
3国立がんセンター病院放射線診断部
pp.1599-1606
発行日 1980年11月20日
Published Date 1980/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207558
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
WHOの新しい乳癌組織分類試案によれば,tubular carcinomaは独立した組織型として分類されている1).これは,特徴的な組織像と術後良好な予後を示すためとされているが,本邦におけるtubular carcinomaの報告例は未だ見られない.
今回われわれは,国立がんセンター乳癌手術症例のうち,1,335例を再検討し,4例のpure typeおよび9例のmixed type,計13例のtubular carcinomaを見出し得た.
Copyright © 1980, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.