Japanese
English
臨床研究
人胎盤絨毛の等電点に関する研究—特に機能及び変性過程を中心として
Studies on the isoelectric point of human chorionic villi
長崎 勖
1
Tsutomu Nagasaki
1
1慶応義塾大学医学部産婦人科教室
pp.345-354
発行日 1960年4月10日
Published Date 1960/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202178
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Ⅰ.緒言
細胞の幼若性ないし機能旺盛度及び変性過程を推定する一つの補助手段として細胞等電点の測定が採用されることがある。
等電点の応用は1926年Pischinger1)によつて確立され,Zeiger2)(1930)等による同一方法を用いての追試でその価値が認められて以来多くの人々によりこの方法に基いて細胞の発育過程及び変性過程が種々の方面より検索された。
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