Japanese
English
臨床統計
未熟児の産科統計
Statistical observation of immature infants
景山 正歩
1
Masayuki Kageyama
1
1新潟鉄道病院産婦人科
pp.573-581
発行日 1958年7月10日
Published Date 1958/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201789
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I.緒言
最近の医学の進歩によつて死亡率は著しく改善されたが,未熟児の死亡率はどうであろうか。殊に未熟児哺育の様式は最近わが国に於いて大きく変りつゝあり,その結果は死亡率等に対してどう影響するであろうかは未だ将来の問題である。そこで従来の哺育様式での成績はどうであろうか。これについての報告は,わが国では未熟児が産科と小児科の境界領域なために比較的すくなく,殊に産科よりの報告はすくない。そこで,新しい哺育様式にうつる前に当科に於いて取扱つた過去7年5ヵ月間の未熟児の哺育成績をまとめ,且つ文献と比較してみた。
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