誌上シンポジウム"新生児"・10 未熟児問題(司会小林 隆)
未熟児の予後—産科の立場から
安達 寿夫
1
1東北大学医学部産婦人科
pp.250-253
発行日 1968年3月10日
Published Date 1968/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203859
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私に与えられたテーマは"未熟児の予後"でありますが,今まで予後に関連しましていろんな機会につくりました図表をもとにしながら,私の考えを述べたいと思います。
予後という点から未熟児を考える場合に,どの程度生存したかということと,もう1つは障害を残さなかつたか,どういうものが障害を残すか,という2つの点が考えられますが,まず最初に生存のほうについて,教室の15年ぐらいの期間を5年毎に区分しまして説明したいと思います(表1)。
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