[連載] 最近の外国業績より
新生児・未熟児
日本医科大学小児科学教室
pp.1788-1791
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000001576
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背 景 機能性胃腸障害(functional gastrointestinal disorders:FGIDs)は,慢性の胃腸障害をきたす.FGIDsは,遺伝的素因,精神的素因,腸管の異常運動,内臓の痛覚過敏,胃炎,腸内細菌,ストレス因子,外傷などを起因として発症すると考えられるが,詳細な病態生理は解明されていない.乳幼児および親の生活の質,長期的な健康への影響,および医療費の増加に悪影響をもたらす.本研究では,生後12か月までのFGIDsの有病率とリスク因子を解析した.
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