原著
子宮癌照射療法と感染
御園生 雄三
1
,
山下 修
1
,
中村 敏紹
1
,
本橋 武夫
1
1千葉大學醫學部婦人科
pp.477-482
発行日 1951年12月10日
Published Date 1951/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409200556
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前がき
子宮のラジウム,レントゲン合併照射療法に當り,感染による發熱は,患者は元より吾々治療擔當者を常に悩す所のものである。その幣害は,手術時に於けるそれに劣ることなき程のものであると考えられるが,これが防遏は從來も種々講ぜられてるが,仲々困難なことである。吾々はこれに對して,臨床的,細菌學的觀點から次の實驗を試みた。
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