豫報・速報
いわゆる中間痛の觀察
星野 一正
1
1東京醫科齒科大學産婦人科學教室
pp.369-370
発行日 1951年9月10日
Published Date 1951/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409200535
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排卵期の判定に關しては,直接法並びに間接法何れも極めて種々の角度より検討されて來ており乍ら,未だ満足すべき結論を得るに至つていない。
月經間期に相當して,月經時に自覺するのに似た,主として下腹部に限局して自覺する疼痛,いわゆる中間痛に就いてPriestley (1872) Fehitng (1881)が發表して以來,多數の報告が行われ,特に1923年の荻野節の發表,1936年のWharton及びHenriksenの詳細な研究以後,中間痛は排卵期判定の間接的方法として重要視されて來た。
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