合併増大号 今月の臨床 生殖医療の進歩と課題─安全性の検証から革新的知見まで
ARTの安全性評価
2.ARTにおける先天異常と遺伝的問題点
緒方 勤
1
,
松原 圭子
2
1浜松医科大学小児科
2国立成育医療研究センター分子内分泌研究部
pp.90-96
発行日 2014年1月10日
Published Date 2014/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103589
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●近年,疫学研究から,ART出生児における先天異常や周産期異常の発症増加が危惧されている.
●インプリンティング疾患が注目されているが,これは,ARTに関連しうる先天異常のなかの氷山の一角にすぎない.
●ARTにおけるリスクの評価では,ART固有のリスク因子とARTに関連する交絡因子を識別しなければならない.
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