今月の臨床 ART成功の秘訣─どうすれば妊娠率は向上するか
卵巣刺激法
田畑 知沙
1
,
藤原 敏博
1
1山王病院リプロダクション・婦人科内視鏡治療センター
pp.996-1003
発行日 2013年10月10日
Published Date 2013/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103506
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●良質な受精卵・胚を獲得し,かつ患者負担を最小限にするために,個別化した卵巣刺激方法の選択が必要である.
●基本となるGnRH アゴニストやGnRH アンタゴニストを用いた調節卵巣刺激法に加え,低刺激や自然周期法などが,ARTでの卵巣刺激方法として用いられている.
●各薬剤の特性と,患者の年齢・不妊原因や卵巣予備能などの特徴を考慮した,調節卵巣刺激を行うことが重要である.
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