今月の臨床 脳性麻痺─発症防止への挑戦
脳性麻痺発症率低減への戦略
1.妊娠・分娩管理における基本戦略
土井 宏太郎
1,3
,
鮫島 浩
1
,
池ノ上 克
2
1宮崎大学医学部産婦人科
2宮崎大学医学部附属病院
3宮崎県立延岡病院産婦人科
pp.899-905
発行日 2013年9月10日
Published Date 2013/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103483
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●宮崎県のpopulation-based dataをもとに検討した結果,未熟性(<34週),低酸素,胎児発育不全は,周産期死亡と脳障害に一貫して関与する重要なリスク因子であった.
●主要3因子(未熟性,低酸素,胎児発育不全)に対し研究検討を重ねていくことで,脳障害発症頻度の減少へ繋がる可能性がある.
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