今月の臨床 子宮体がん診療アップデート
治療のトピックス
2.子宮体がんの術後再発リスク評価と術後療法
進 伸幸
1
,
山上 亘
1
,
野村 弘行
1
,
阪埜 浩司
1
,
青木 大輔
1
1慶應義塾大学医学部産婦人科
pp.474-484
発行日 2013年5月10日
Published Date 2013/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103395
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●早期体がん症例に対する術後療法としての放射線骨盤照射(EBRT)は全生存を改善せず,有害事象をもたらすことから,推奨されない.
●術後療法としての化学療法の標準基準はAP療法であり,JGOG2043(AP療法,TC療法,DP療法のRCT)の解析結果が待たれる.
●術後に化学療法と放射線療法を併用し,再発や原癌死に関するハザード比が低下したとする報告があり,また複数のRCTが進行中である.
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