増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル
婦人科編
Ⅳ.腫瘍
子宮体がん―進行・再発
太田 剛
1
1山形大学医学部産婦人科
pp.188-190
発行日 2020年4月20日
Published Date 2020/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210002
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処方のポイント
◆子宮体がんの進行症例に対してはAP療法が標準治療であるが,進行症例では有効性・安全性からTAP療法やTC療法も考慮できる.
◆再発症例に対しては,患者の全身状態および前治療で使用された薬剤を考慮してAP療法,TC療法あるいは単剤療法を行う.
◆化学療法後に増悪した進行・再発症例に対してはマイクロサテライト不安定性(MSI)検査を行い,陽性であればぺムブロリズマブを投与する.
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