連載 産婦人科PET 何を考えるか?・10
乳癌術後再発疑い例の子宮集積
塚本 江利子
1
1セントラルCIクリニック
pp.125-127
発行日 2010年2月10日
Published Date 2010/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409102268
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50歳代,女性.9年前に他院で両側乳癌の診断で手術.術後3年間,タモキシフェン,その後2年間テガフールを投与されていたが,その後,通院を中断していた.今回,顔と手のむくみがあり,某院受診.左頸部リンパ節触知し,CT施行したところ,頸部,縦隔リンパ節の腫大を認めた.頸部リンパ節の生検にて腺癌と診断され,乳癌の再発を疑い,全身検索の目的でFDG-PETが依頼された.このときの腫瘍マーカーはCEA 7.5 ng/ml,CA15-3 65.9 U/ml,NCC-ST 439.31 U/ml,BCA 225 110 U/mlであった.
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