今月の臨床 これだけは知っておきたい─婦人科がんの緩和ケア
がん疼痛の評価と治療法
木村 洋輔
1
,
志真 泰夫
1
1筑波メディカルセンター病院緩和医療科
pp.1172-1179
発行日 2012年12月10日
Published Date 2012/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103213
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
●痛みの特徴を理解し,体性痛・内臓痛・神経障害性疼痛の分類に応じて,治療方針を決定する.
●各鎮痛薬の特徴を理解し,患者の状態に応じて選択する.
●非オピオイド鎮痛薬では,腎機能障害や消化性潰瘍でNSAIDsが使用しにくい場合,十分量のアセトアミノフェンが有用である.
●オピオイド鎮痛薬は,持続痛には定期投与量を,突出痛にはレスキュードーズを調整する.
Copyright © 2012, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.