今月の主題 内科医が知っておくべき がん治療
病態に応じた対処法
疼痛マネジメントの基本と実際
志真 泰夫
1
,
武田 文和
2
1筑波メディカルセンター病院緩和医療科
2埼玉医科大学包括地域医療部
pp.2005-2009
発行日 2005年11月10日
Published Date 2005/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100366
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ポイント
疼痛マネジメントの基本は痛みの訴えに直ちに対応し,定期的に痛みの有無を患者に尋ね,体温,呼吸,脈拍,血圧に続く5つ目のバイタルサインとして痛みをとらえて記録することである.
実際に選択すべき治療法は鎮痛薬による薬物治療である.一部の痛みでは2つ以上の治療法を組み合わせると良好な効果をもたらす.
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