連載 病院めぐり
健康保険諫早総合病院
福田 久信
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1健康保険諫早総合病院
pp.1581
発行日 2008年12月10日
Published Date 2008/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409101927
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諫早市は長崎県のほぼ中央部に位置し,人口は約14万人,諫早湾・有明海・橘湾の3つの海に囲まれた田園風景の広がるのどかな地方都市です.
当院は,昭和28年3月,西彼杵郡喜々津村(現在の諫早市多良見町)に設置された社会保険喜々津病院が前身で,昭和36年6月に現在の諫早駅に隣接した場所に移転,昭和47年に健康保険諫早総合病院という名称になりました.病床数は333床,生命の尊重と安全の確保を理念とし,患者さんを中心とした親切で,優しい,やすらぎのある病院を目指しています.診療科目は18科で,脳神経外科・心臓血管外科・精神科を除く各疾患に対応し,主に急性期を中心とした疾患に医療を提供しています.病診連携という観点から,近隣の開業医とともに地域全体で住民の健康管理を行うよう努力しています.平成18年11月からは電子カルテを導入し,待ち時間を短縮するために外来は完全予約制をとっています.また,当院は臨床研修病院でもあります.独自で研修医募集行う単独型・管理型病院ですが,長崎大学医学部・歯学部附属病院の協力型病院としての役割も担っています.現在7名の研修医が日夜頑張っていますが,研修医のみならず長崎大学医学部学生の臨床実習,看護師・薬剤師・栄養士を目指す多くの学生の実習病院でもあります.
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