今月の臨床 腫瘍マーカー─基礎知識と診療指針
保険診療上考慮すべき腫瘍マーカーの使い方
木村 英三
1
,
落合 和徳
2
1立正佼成会附属佼成病院産婦人科
2東京慈恵会医科大学産婦人科
pp.1388-1391
発行日 2005年10月10日
Published Date 2005/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409100417
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はじめに
腫瘍マーカーは主に悪性腫瘍の診断,治療効果判定などに臨床応用されるが,医療保険を適用する場合,かなり厳しい制限があり,診療報酬点数は年々引き下げられているのが現状である1).本稿では,日常臨床で腫瘍マーカーを有効にかつ経済的に利用するために必要な保険診療上の要点と注意すべき点を述べる.
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