今月の主題 内科医が知っておくべき がん治療
がんの臨床知識
腫瘍マーカーの使い方,その適応と限界を探る
大倉 久直
1
1茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター
pp.1923-1925
発行日 2005年11月10日
Published Date 2005/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100343
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ポイント
腫瘍マーカー検査の目的は,①ハイリスク群の追跡,②がん疑い症例での診断補助,③がんの組織と細胞の種類の鑑別,④治療効果の判定,⑤再発の診断などにある.
血清診断では,目的のがんに有用な2,3種類を組み合わせて検査する.
経過追跡では,がんが産生していた腫瘍マーカーを選択する.
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