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今月の特集1 肺癌診断update
腫瘍マーカーの使い方
Clinical application of tumor markers
土谷 智史
1
,
永安 武
1
,
山崎 直哉
1
,
松本 桂太郎
1
,
宮崎 拓郎
1
1長崎大学大学院医歯薬学総合研究科腫瘍外科学分野
キーワード:
肺癌
,
腫瘍マーカー
,
driver mutation
,
分子マーカー
,
バイオマーカー
Keyword:
肺癌
,
腫瘍マーカー
,
driver mutation
,
分子マーカー
,
バイオマーカー
pp.988-996
発行日 2013年9月15日
Published Date 2013/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542103531
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■腫瘍マーカーの臨床的意義は,癌の診断の補助,癌治療の効果判定とモニタリング,再発および予後の予測因子に分けられる.
■肺癌の組織型によって,上昇する可能性の高い腫瘍マーカーが同定されており,診療報酬とのかかわりから,最も有効な組み合わせを考える必要がある.
■分子マーカーの臨床的意義は,主に分子標的治療薬への薬効の予測であり,肺癌では上皮成長因子受容体(EGFR)遺伝子変異とEML4-ALK融合遺伝子が注目を集めている.
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