連載 病院めぐり
山口労災病院
末廣 泰子
pp.111
発行日 2005年1月10日
Published Date 2005/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409100161
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山口労災病院は,労災医療の実践病院として昭和30年3月に,遠くに九州を臨む山口県小野田の地に開院しました.内科,外科,整形外科の3診療科,50床で診療を開始し,その後,設備の充実・増床と診療科の増設を行い,平成14年1月には日本医療機能評価機構から認定されました.現在は病床数316床,16診療科を有する総合病院として,勤労者医療のほかに,地域の中核病院としての一般診療はもとより,救急医療や地域検診といった地域のニーズに応えた医療を実施しています.
働く女性の健康支援を目的に産婦人科が開設されたのは昭和57年4月と比較的新しく,山口大学の関連病院として平塚圭祐医師が赴任され,その後,平成元年までに4人の医師が交代し,平成元年から筆者が勤務しています.赴任当初は少なかった分娩数や手術件数は徐々に増加し,産婦人科スタッフも平成7年には2人になり,さらに一昨年からは1人増え,現在は平川修部長と医員の3人で診療を行い,来年にはスーパーローテーターとして研修医も加わる予定です.
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