看護風土記
東京/山口
十二 ミヨシ
1
1東京逓信病院看護部
pp.9
発行日 1971年4月1日
Published Date 1971/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661915986
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首都東京の人口は11,454,858人,都民の健康にたずさわる病院総数は749,看護婦学校は大学2,短大4,高看26,准看41,進学課程25,高校看護科2,看護婦数15,306,看護士121,准看護婦11,551,准看護士129(昭44.12.31現在)である。45年3月の卒業生は高看951,進学課程321,准看1,774と大判である。特に都では昭和46年から3年課程を現在の120人から一挙に510人と大幅な養成に取りかかる。さらに短大を含めた学校,大学を検討中で,看護婦不足対策に熱意がみられる。
厚生省,都,看護協会その他は,綿密な計画のもとに看護管理ならびに専門学科の教育・研修会を実施し,たゆみない努力をつづけている。東京であるが故に勉強の機会を与えられることはなにより幸いであるが,人手不足でさしくりがつかず,誰もが受講できないという悩みは深刻である。
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